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飲料メーカー運転監視制御システム
システムの概要
1.パソコンと、三菱PLCをイーサネットで接続した、乳製品生産ライン向け監視制御システムです。
SCADAには、Intellution FIX(Ver.6.15)を使用。SCADAパソコンには、
FA用パソコンを使用。UPSからの信号により停電時自動シャットダウン。
2.生産計画データを元に、運転予約データを自動生成し、パソコン画面上に表示します。
使用するタンクは最適なものを自動選択します。パソコンからダウンロードされた予約データに従って、
PLCが自動運転を行います。
3.生産ラインの各設備の運転状態、工程状態の表示・操作を行います。
履歴データを収集し、帳票出力します。
4.パネルコンピュータにより、自動運転の進行指示、確認を行います。
また、機器(バルブ、ポンプなど)の強制操作もパネルコンピュータで行います。
5.品種毎の調合表データを元に、『レシピ制御』を行います。
主な機能
1.レシピ制御
品種毎の調合表をデータベース化し、個々の工程をコンポーネント化された
シーケンスの並びと見なすことによりレシピ制御を実現。
2.設備・工程の監視制御
パソコン画面から、個々の生産設備(バルブ、ポンプなど)の操作、
アンサーのオーバーライドを行います。また、工程のステップ管理を行います。
3.実績データの帳票出力
計量実績、調合実績などのデータを、FIXのSQL/ODBC機能を使用して
Microsoft Accessデータベースに自動収集。
CIP実績など、HACCPに対応した帳票データの自動収集。EXCELのフォームで印字。
4.タンクスケジューリング
月間生産予定から、タンクの使用予定をシミュレートし、最適な使用タンクを自動選定します。
また、CIP後、経過日数が設定をこえたタンクは、パソコン画面で色替えして知らせます。
