HOMEKEトピックス > 営業のコラム(MELSEC互換PLCリリース)

KEトピックス






− MELSEC互換PLCリリース −

PA,FAシステムで良く使用する制御機器「シーケンサ(以下:PLC)」で、国内最大シェアは三菱電機のMELSECシリーズといわれています。

このMELSECシリーズと互換性のあるPLCが日立製作所からリリースされました。


写真は上がH8Q(日立)、下がMELSEC-Q(三菱)です。

MELSEC-Qと電源の色が違うだけで、瓜二つです。

プログラム開発も「GPPW」というプログラミングソフト使用し、MELSECと同じ開発環境になります。

ネットワークも、PLC間ネットは「MELSECNET」、フィールドネットは「CC-Link」で構築できます。

技術面での目新しさはありませんが、PLCの国内業界でも「三菱 MELSEC互換機」が、PCにおける「IBM PC/AT互換機」のような、トレンドのきっかけになるのでしょうか?

結果は数年先になってみないと分かりませんが、ユーザやシステムインテグレータにとってみれば、メリットがあるのではないでしょうか。

10数年前、数社から互換性のないPCが販売されで困ったことを思い起こしつつ、今後も何社のPLCを使いこなし、何種類ものメンテナンス部品を保有することを考えると、このトレンドは歓迎できます。