日頃、仕事を安定して確保すべく、ＰＡ・ＦＡシステムのセールスマンとしてユーザ のところにお邪魔し、営業活動をしています。
ノートパソコンを持ち、お客様に分かり易い説明を心掛け、システム導入提案を行っています。
ご理解いただいたお客様から「こんなことをやってみたいが、どのようにシステムを組めば 実現できるか、具体的に提案してほしい。費用についても教えてほしい。」と言われることが 度々あります。

お客様は、省力化、省エネ、品質管理等の目的でシステム導入を要望されています。
当方としては、ＰＣとＳＣＡＤＡソフト他組み合わせた、狭い範囲をイメージして説明していたのに、 お客様は目的を実現するのに必要なものすべて（センサ、信号取込、ＬＡＮ機器等含め）をイメージ されています。
守備範囲が広く、実務経験も幅広く抱負でないと、対応が難しい内容もあります。

ここまでになると、セールスマン（販売員）の仕事の域を越え、 コンサルタントかベテランのシステムエンジニアが対応する範囲です。 ＰＡ・ＦＡのシステムは、プロセス側から情報を取込むセンサや、 手足として働くアクチュエータが必要で、オフィスで使われるコンピュータシステムとは異なります。

お客様の要望を、具体的にシステム導入まで進めて行くには、まずはニーズを的確に把握し、 必要な範囲のシステム提案をする、コンサルタントの仕事が大切です。 ビジネスとして受注に結びつくのは、お客様に提案したシステムについて 納得していただいた結果と思うのです。