−システムの標準化− 今回はシステムの構築の標準化についてまとめてみます。 社内でも以前より、システム開発の効率化の観点から標準化が注目されています。 狙いは、開発コスト低減・短期間対応で、コスト競争力を高くすることです。 ユーザ側には良質のシステムをリーズナブルなコストで導入できるメリットです。 内部事情としてはSEの数に限りがあることです。 オーダーメイドのシステムとして設計を進めると、1人のSEが担当するシステム数は多くできません。 ユーティリティー監視システムを例に、標準化の提案をしてみます。 主な用途としては、次の設備があります。 ・電力設備 ・熱源(ボイラ・冷凍・冷却)設備 ・圧縮空気設備 ・水処理設備 システム構築の標準化を進める前に、気を付けたい大切なことがあります。 必要機能の充分な検討です。 導入効果を考え、必要な監視信号、監視機能の優先順位も決めて、必要最小限なシステムを把握しておくべきです。 ユーザー側にもご理解いただくことにより、システム納入前に顧客満足度(CS)の確認にもなります。 ●ハードウェア及び基本ソフトの標準化 ユーザー側からのご指定が無い場合、業界標準(デファクト・スタンダード)に近いものを選びます。 当社で使い慣れているのは次の構成です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|