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<1>FL-net


待望の異機種間PLCのネットワークが実用段階に入る!!
永年の課題である、異機種(異メーカ)PLC間のネットワークが普及し始めそうです。

国内PLCのトップシェアを持つ、三菱電機のPLCが「FL-net」の認証を受け、製品もリリースされました。 三菱がQ(小型)シリーズ、オムロンがCS1シリーズ、横河がFA-M3シリーズ、日立がS10miniシリーズと 最新の機種にしか対応していませんが、主要メーカの主力機種が認証を受けています。

従来、PLCの増設、リプレースまたは新設時に、既設のPLCが何を使用されているかで、 採用機種の選定が左右されました。今後は同一のネットワーク上で簡単にシステム構築できますので、 ソフト資産を活かすPLC、使い易いPLC、またはコストの安いPLCを選ぶことも可能になります。

SCADA(FIXなど)PCも同じネットワーク上に参加できます。二重化システムも簡単に構築可能になります。 FL-net用のFIX I/Oドライバーも、ケーイーエンジニアリングの取引き先である東横化学で開発されています。


三菱PLC(Qシリーズ)、日立PLC(S10mini)、横河PLC(FA−M3)、パソコン(FIX)をFL-netで接続。
動作試験を実施中。


 

ハード的な接続は、Ethernetと全く同じでOKです!(HUBを用いて、10BASE-Tケーブルで接続)
コモンメモリと、PLC内部レジスタのひも付けは・・・
  ◇ 三菱Qシリーズ:プログラミングツールに設定画面あり
  ◇ 日立S10mini:プログラミングツールに設定画面あり
  ◇ 横河FA-M3:プログラミングツールに設定画面あり
詳細レポートは、後日『SEのコラム』にでも載せたいと思います。
    
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